三木清著「読書と人生」より、「如何に読書すべきか」を読みました。
価格:1,320円 |
まとめ:
・ともかく読書する習慣を身につけよう。「状況が調ったら」「時間ができたら」ではなく、今から始める。毎日続ける。
・読書するには技術がある。一般的なルールはあれども、主体的に自分なりにカスタマイズ/発明すべし。自分に合わない技術は身につかない。
・最初は濫読(目的なく読みまくる)でも良い。一般的教養は濫読から得られる。
・次のステップとして、体系立てて(目的を持って)読もう。何かの専門家になるつもりで。
・専門知識と一般教養は補完関係。どちらかに偏ってはいけない。
・古典と最近の本も補完関係。古典のために新刊書を軽蔑することなく、新刊書のために古典を忘却することのないように
・客観的(独りよがりな勝手な解釈で読まない)に、ただし受動的ではなく、主体的に読む。知識を鵜呑みにせず思索しながら読む。「悉く書を信じれば書なきに如かず」
読書に限らず、この世は極論が蔓延っている。「絶対〜すべき」みたいな。100%の人に当てはまる技術はない。あくまで傾向があるだけ。参照しつつも主体性を持ってチューニングすることが大事。
アクション:朝の読書習慣は身についてきている。夜も設定しよう。風呂上り後30分間。血肉となるためのまとめ方は引き続き模索する。