こころ緑化計画

渇いた心に、清らかな水を、豊かな緑を。

憂鬱なので、「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」を読んでみた。

なぜこの本を読むようになったのか
 
・「心が冷めている」というキーワードが気になった。
 
→きれいなものをきれいと思えない、
人の話も「へえ」というだけで終わってしまう、
私の心冷めているのかなと気になったから。

 

本書での「心が冷めている」の定義
1.人の話に興味がない
2.人と積極的に関わろうとしない
3.そのため、世界がどんどん狭くなっていく
 
 
私が感じた、この本の構成は
「心が冷める」理由と、心理学や脳科学に基づく「心の温め方」を1組として、47対のお話がずらっと載っている感じ。
著者が二人だからか、私の読解力のなさか、それとも、期待していた内容と違うからか、
あっちいったり、こっちいったりで、読みにくく感じた。
 
最初から「心の温め方」が47個オムニバス形式で載っている、と捉えていれば読みにくいなんて思わなかったかもしれない。
人との交流でも同じだね。
「あいつはこういうやつだ」と決めてかかると、そうでなかったときに、反応できなかったり拒絶反応が出たりするもんね。
(そういう話も載っている。)
 
自分のやる気の高め方、相手のやる気の高め方、苦手な相手との接し方、相手を白けさせない行動、円滑な組織の動かし方などなど、
それぞれの項目で一冊の本が書けそうなトピックが盛り込まれているので、処世術・人間関係の入門書にできるかも。
 
テクニック以上に必要な気付きは、
おそらく
 
強すぎる自我は良くないよ。
ってこと。
 
「この本で一番言いたかったことは、結局、人は1人では生きていけない。だからこそ、自分以外の人を大切にしてほしい。それは結果的に自分を助けることになる。ということです。」

 

 
「『心が冷める』というのは結局、『自分』に執着しすぎた結果起きてしまう一種の現代病です。
 プライド、偏見、傲慢、虚栄心、自尊心、人を支配したくなる気持ち、攻撃したくなる気持ち、嫌われたくない、バカにされたくない、本当の自分、ここは自分がいるべき場所じゃない・・・と、これらがぶくぶくとふくらんで怪物のように成長していき、人間関係を邪魔します。」

 

 

 
結局人は自分が大好き。
 
例えば
・「私人見知りだから」「私には向いてないからさ」言い訳して行動を起こさない、努力しない(セルフハンディキャッピングと言うそうです)
→失敗して傷つきたくないから
 
・「私が正しい」と思いたい
→「相手は間違っている、こうあるべき、こうすべき」と価値観を押し付け、若しくは人の話をシャットダウン
 
・「私はもっとできる人間であるはずだ」からの「自分はダメ人間」
→高過ぎる目標に疲弊、自己嫌悪からの同族嫌悪(自分の嫌いなところを相手に重ねてしまうから)
 
 
私は自我が強すぎるのかもしれません。
 
もう前から気づいていたさ。矢印が自分に向きっぱなし。
 
じゃあどうすればいいのか。
 
そのヒントになりそうなキーワード「般化」
本書では「般化」を利用して『どこかで得たポジティブな気持ちを他の行動にどんどん応用させ』ようと述べています。
 
「最初から『自分にしかできないこと』を探す必要はなくて、『自分にもできること』を探す方がよっぽど大切です。」
「卑屈にならず、他人を攻撃したりせず、現実の自分を認めて、ハードルを少しずつ高くしてみてください。
 誰かに褒められる、認められるではなく、自分で自分を褒めまくることが大切です。すると、その姿勢に周りの人も『すごいなぁ』と共感するようになります。」
 

 

 

「あ、Aをすることができたじゃん」「お、Bをすることもできんじゃん」(AもBもレベル高すぎないアクション)
と、一歩一歩自分を高めていく、肯定していくことが大切なんですね。
 
 
 
読み進める過程で、自分が自分に思う「冷めている」と本書の「冷めている」が少し違うような気がして、もやもやけど、
 
別の収穫があったので、良しとしよう。
 
毎日を振り返って、今日できたことを評価してあげよう、そう思います。
 
 

 

特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ (新潮文庫)

特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ (新潮文庫)