無気力かぼちゃ

万年無気力の私

速すぎる世界

11月だ。ハロウィーンが終って、デパートとかは早くもクリスマスの装いになろうとしているのではないだろうか。

「クリスマスソング、テンション上がる!」

って言って定番ソングを友人が歌い始める。

ジングルベルとか、サンタが街にやってきたとか、ラストクリスマスとか。

横で聞いていてざわざわしてきた。

別にクリスマスに予定がないからとか、彼氏彼女がいないとかそういうものとは違うざわざわ。

これ、なんだろう。

恐らく自分の脳内では

「クリスマス⇒年の終わりが近いね⇒今年終わっちゃう⇒どうしよ」

ってなって焦燥感を抱いているからざわざわしてきたのだろう。

 

焦燥感にかられる要因は色々あるけど、季節ごとのイベントもその一つであろう。

入学とか卒業とかお正月とか七五三とか。

そして現代は一つ一つのイベントをできるだけ早く意識させようとする。

コンビニのクリスマスケーキとおせち料理の予約受付チラシ。

夏ごろから放映されているランドセルのCM。

 

誰が得するんだ。

ライバル企業より先に手を打ちたいから?

そんなにせかすなよ、おい!

クリスマス商品は12月より前に売るな!

って思って、ちょっと待てよ。

別に焦燥感に駆られている人ばかりではないだろう。

「もういくつ寝ると・・・」っと指折り数えてうきうきしている人もいるだろう。

指折り数えて「今」をないがしろにしているなら問題だが、焦燥感にかられるのも、友人や企業の行動のせいとかではなくて、自分が「今」という時を生きられていないから、ここまでの日々に不満があるからなんだと気づく。

 

小さい時みたいに、ウキウキと若しくはゆったりとクリスマスを、お正月を迎えられるように頑張っていきたい。